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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第17章 課長の好きな人?と彼女役の練習
「ありがとう。本当助かるよ。」
この数日の中でも一番かと思うほど優しく笑うから、さらに胸のドキドキが加速していく。
私…もしかしてーー…。
課長のことが好き?
でも課長にはきっと浅倉主任がいてーー…。
あんな素敵な人に勝ち目ないし……。
確かめる勇気なんてもちろんない。
「…彩華?」
俯いていた私の目の前に課長がいて、頭をポンと撫でた。
気づき始めた気持ちもあって、名前で呼ぶから、かぁぁっと自分でわかるくらい真っ赤になってしまった。
「何。その反応…可愛すぎでしょ。」
「か、課長がいきなりこんなとこで名前で呼ぶから…。」
「ねえ、練習はどこまでしてもいいの?」
頰に手を添えられ聞かれる。
ーー…どこまで?
「例えば…俺は今、彩華が可愛いなって思ってる。実際このシチュエーションで相手が彼女なら、キスしたいなって。」
彼女役の練習…?
昨日も彼女としてデートの練習だった?
「…れ、練習なら…いいですけど…。」
私も一体何を言ってるんだって感じだけど、好きかもしれない人に触れられるのは嫌じゃない。
練習でも何でも課長がそう望むなら、これ以上嬉しいことはないよ。
頰から顎に移動した手で顔を上に向かされる。
ギュっと目を閉じたーー…。
昨日の不意打ちとは違う。
すごく、優しいキスをされたーー…。
この数日の中でも一番かと思うほど優しく笑うから、さらに胸のドキドキが加速していく。
私…もしかしてーー…。
課長のことが好き?
でも課長にはきっと浅倉主任がいてーー…。
あんな素敵な人に勝ち目ないし……。
確かめる勇気なんてもちろんない。
「…彩華?」
俯いていた私の目の前に課長がいて、頭をポンと撫でた。
気づき始めた気持ちもあって、名前で呼ぶから、かぁぁっと自分でわかるくらい真っ赤になってしまった。
「何。その反応…可愛すぎでしょ。」
「か、課長がいきなりこんなとこで名前で呼ぶから…。」
「ねえ、練習はどこまでしてもいいの?」
頰に手を添えられ聞かれる。
ーー…どこまで?
「例えば…俺は今、彩華が可愛いなって思ってる。実際このシチュエーションで相手が彼女なら、キスしたいなって。」
彼女役の練習…?
昨日も彼女としてデートの練習だった?
「…れ、練習なら…いいですけど…。」
私も一体何を言ってるんだって感じだけど、好きかもしれない人に触れられるのは嫌じゃない。
練習でも何でも課長がそう望むなら、これ以上嬉しいことはないよ。
頰から顎に移動した手で顔を上に向かされる。
ギュっと目を閉じたーー…。
昨日の不意打ちとは違う。
すごく、優しいキスをされたーー…。