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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第18章 プロジェクトチーム
14時前ーーー。

少し早く会議室へ向かい、資料などの準備をする。


「佐倉。早いな。」

「安岡くん。お疲れ様。」

「俺も手伝うよ。」


資料を並べ終わり、14時に他の人たちも揃った。

メンバーの中で事務員は私だけなので、書記を務める。
課長と安岡くんは営業として自作製品を売り込む。
浅倉主任と木下さんは製品担当。
佐々木さんは市場の売れ筋調査。

このような役割で開発は行われる。


「それじゃ今日の夜、これから頑張って行こうってことで飲み会でもどうですか?」

意識しなければ気づかなかったけど、課長って実は飲み会好きだよね。
平日にもかかわらず、営業の男性陣ともよく飲みに行ってたみたいだし。
課長の提案に誰も異論はなく、このメンバーで飲みに行くことが決定した。


片付けは安岡くんも手伝ってくれた。

「佐倉って今度の土曜、結婚式行く?」

「もちろん。佳奈は仲良い友達だからね。安岡くんも行くの?」

「行くよ。杉原先輩は部活でお世話になったしな。」


私と安岡くんは知ってる人は少ないけど、実は高校の同級生。
この会社に内定が決まり、入社式で会うまで気づかなかったから、その時はすごく驚いた。
まさか同じ部署に配属されるとは思ってなかったけど。
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