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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第19章 スパダリ+大人の色気=敵うわけない
飲み会は近くの居酒屋で行われることになった。

生ビールを5つ、烏龍茶を1つ頼む。
最近飲みすぎてるのか、思考回路がうまく働かないことが多いから自重するためにも烏龍茶にした。
前は毎日飲むなんてことしてなかったし。
弱くはないけど、次の日に支障をきたしかねない。



元々飲み会とかは好きじゃないから、職場の人とはあまり飲んだことがない。
直属の上司の課長や同期の安岡くんとさえも。
年度始めと年末の歓送迎会とお疲れ様会には一応毎年参加してるけど…。

だからーー…こういった席で烏龍茶な私は会話には入らず端の席で5人を観察している。
人間観察はわりと好きだし、今後の仕事にも役立つ。




そしてーー…。

今、私は自分史上最大の難問?に直面している。


やや酔い始めてる課長は、この時期クールビズのため、ネクタイはしてない。だから、ワイシャツの一番上のボタンは元々しめていない。
問題はその下。第1の位置に当たるボタンまで外していて、気のせいでなければ少しセクシーさが増してる。
さらに暑いのか普段なら絶対やらない腕まくりをしていて、七分袖くらいなんだけど、肘より下なのに程よい逞しさが露わになっていて、手首とか骨っぽいのが男らしいーー…。

要は課長が好きだと気付いてそーゆう身体面をガン見してる自分に引く……。
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