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スパダリ課長とチート主人公な私の話。
第19章 スパダリ+大人の色気=敵うわけない
いや、マジで引く。
どんだけ課長のこと見てるんだってほど見てる。
意識してなかったけど、手とかもよく見れば骨太というか骨っぽくて、男の人!という感じ。
あの手が何度も頭を撫でてたんだと思ったら今更ながらドキドキしてきた。
ミツキさんのゆるふわな守ってあげたいところが好きだって思ってたはずなのに、いつの間にか課長の男らしい手とか腕とかで守られたいなんて女々し過ぎる自分にもドン引き。
けどなあーー…浅倉主任とは仲良いみたいで結構な近距離で笑い合ってる…上司と部下じゃないときの課長って、人を弄るのが好きみたいで、側から見ればじゃれ合ってるようにも見える。
私じゃどうしても部下でしかないしね。
いつかのための練習台として今のような課長は何度か見てるけど、それを目の前で繰り広げられてるのは…泣きそう。
「佐倉、お前…課長のこと見過ぎ。」
いつの間にか隣に来ていた安岡くんが持っていたビールを飲みながら小声で言う。
「はっ?えっ?そ、そんなことないから。」
他人に勘付かれるほど見てた?
無意識って怖いっ!!
「クールでミスも少なく、仕事が速い。さり気ない気配りで男性社員憧れナンバーワンの佐倉は課長が好き…とか?」
急に真面目な顔で安岡くんが言った。
どんだけ課長のこと見てるんだってほど見てる。
意識してなかったけど、手とかもよく見れば骨太というか骨っぽくて、男の人!という感じ。
あの手が何度も頭を撫でてたんだと思ったら今更ながらドキドキしてきた。
ミツキさんのゆるふわな守ってあげたいところが好きだって思ってたはずなのに、いつの間にか課長の男らしい手とか腕とかで守られたいなんて女々し過ぎる自分にもドン引き。
けどなあーー…浅倉主任とは仲良いみたいで結構な近距離で笑い合ってる…上司と部下じゃないときの課長って、人を弄るのが好きみたいで、側から見ればじゃれ合ってるようにも見える。
私じゃどうしても部下でしかないしね。
いつかのための練習台として今のような課長は何度か見てるけど、それを目の前で繰り広げられてるのは…泣きそう。
「佐倉、お前…課長のこと見過ぎ。」
いつの間にか隣に来ていた安岡くんが持っていたビールを飲みながら小声で言う。
「はっ?えっ?そ、そんなことないから。」
他人に勘付かれるほど見てた?
無意識って怖いっ!!
「クールでミスも少なく、仕事が速い。さり気ない気配りで男性社員憧れナンバーワンの佐倉は課長が好き…とか?」
急に真面目な顔で安岡くんが言った。