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⊥の世界
第6章 目的
家を大きく豪華にしていく。建前はゲーム仕立てになっているけど、本当は出会いやもしくはネットの中で性的な関係を目的にしていることは、わかっている。
それに応えられない私が家主なんてならない方がいいこともわかっている、でも、こんな私でも理解して相手してくれる人がいたら、
迷惑かもしれないけど、家主になったのだ。
日中の空いた時間、帰りの遅い主人を待つ間、寂しくて仕方ないのだ。
それでいて、日中会おうとすれば時間が自由になる人を避けて、会社員でランチタイムと夜に入れる人を募集した。
どうしたらいいのだろうか。
少しずつでも人に慣れて、話が上手になれば、人が怖くなくなればいい。