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レディー・マスケティアーズ
第12章 ミッション終了 ――横浜 ホテルのスィートルーム
「よろしいんですね」
「ええ。もちろんよ」
一人の問いかけにそう答えると、誰もが言葉を忘れ、ひたすら敦子の体を求めてきた。
自らの高まりを敦子の口にねじ込む者。愛の証の敦子の秘園に突き立てる者。その肌に触れるのを待ち切れず、命のつゆを噴き出す者。敦子は、そんな若者の熱い飛沫さえ、全身で受け止めた。
さあ、いらっしゃい。
わたしは、あなたたちのもの。あなたたちの幸福は、わたしの幸福。わたしは幸福の女王よ。そして、柔らかな草原に仰向けになると、両手と両足を大きく広げた。
草原を渡る風が、若々しい樹液の匂いを運ぶ。木庭敦子は、これまでの人生でいちばんの悦びに浸っていた。
「ええ。もちろんよ」
一人の問いかけにそう答えると、誰もが言葉を忘れ、ひたすら敦子の体を求めてきた。
自らの高まりを敦子の口にねじ込む者。愛の証の敦子の秘園に突き立てる者。その肌に触れるのを待ち切れず、命のつゆを噴き出す者。敦子は、そんな若者の熱い飛沫さえ、全身で受け止めた。
さあ、いらっしゃい。
わたしは、あなたたちのもの。あなたたちの幸福は、わたしの幸福。わたしは幸福の女王よ。そして、柔らかな草原に仰向けになると、両手と両足を大きく広げた。
草原を渡る風が、若々しい樹液の匂いを運ぶ。木庭敦子は、これまでの人生でいちばんの悦びに浸っていた。