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レディー・マスケティアーズ
第5章 作戦開始 ――恵比寿 海綿清掃のフロア
そうしている間も、スクリーンの二人は絡み合うのをやめない。
正常位からバックへと体位を変えた第一ラウンドを終えると、綾香の白い裸体が男の体をまたぎ、大きく股を開いて馬乗りになった。女は自分から進んで腰をずらすと、男の怒張を体の中心に招き入れ、深く腰を落とした。
「おっ、おっ、たまらん。綾香、たまらねえよ」
声を上げたのは男のほうだ。さっきまで「ダメだ。ダメだ」とグズっていた女は、どんどん大胆さを増し、あれほどに勝ち誇っていた男のほうが、従者のように見えた。
上下に激しく腰を振る女の動きに合わせて、粘液にまみれた男の怒張が目に入る。鋼鉄のようにそそり立つそれは、まだまだ限界には遠いようだった。
「やるわね。男のほうも、おチンチンの大きさと精力のしぶとさだけは褒めてあげたいわ。ジム通いの賜物ね」
アラミスの声に、フロアの誰からも返事は返ってこなかった。
「よし。この辺でいいだろう」
所長の松永が合図すると、パソコンを操作していた坂上がキーボードを叩いた。スクリーンの画面は、ちょうど女が男にまたがり、思い切り腰を落としたシーンで止まった。その先が気になるのか、坂上は残念そうにスクリーンを盗み見ている。
「それにしても、よくこれだけの画像が撮れたもんだ。工藤、さすがだな」
松永に「工藤」と呼ばれたのは、真ん中を少し高く立てた今風の髪型をした二十歳そこそこの若者だった。工藤だけは、派手なアロハシャツと短パンという格好だ。
正常位からバックへと体位を変えた第一ラウンドを終えると、綾香の白い裸体が男の体をまたぎ、大きく股を開いて馬乗りになった。女は自分から進んで腰をずらすと、男の怒張を体の中心に招き入れ、深く腰を落とした。
「おっ、おっ、たまらん。綾香、たまらねえよ」
声を上げたのは男のほうだ。さっきまで「ダメだ。ダメだ」とグズっていた女は、どんどん大胆さを増し、あれほどに勝ち誇っていた男のほうが、従者のように見えた。
上下に激しく腰を振る女の動きに合わせて、粘液にまみれた男の怒張が目に入る。鋼鉄のようにそそり立つそれは、まだまだ限界には遠いようだった。
「やるわね。男のほうも、おチンチンの大きさと精力のしぶとさだけは褒めてあげたいわ。ジム通いの賜物ね」
アラミスの声に、フロアの誰からも返事は返ってこなかった。
「よし。この辺でいいだろう」
所長の松永が合図すると、パソコンを操作していた坂上がキーボードを叩いた。スクリーンの画面は、ちょうど女が男にまたがり、思い切り腰を落としたシーンで止まった。その先が気になるのか、坂上は残念そうにスクリーンを盗み見ている。
「それにしても、よくこれだけの画像が撮れたもんだ。工藤、さすがだな」
松永に「工藤」と呼ばれたのは、真ん中を少し高く立てた今風の髪型をした二十歳そこそこの若者だった。工藤だけは、派手なアロハシャツと短パンという格好だ。