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背徳 嫁と舅の淫望
第4章  背徳への誘惑
 破廉恥ともいえる振る舞いにも臆することなく、さらに大胆な態度で義父を睨む彩香。

 「あんな悪戯して、からかわないでくれ」
 「見たいくせに、嘘つきね、お義父さん」
 「見たくなんかないよ」
 「ウソー、さっきも見てたくせに」 
 「さっき・・・」
 「わたしが玄関で拭いていたとき」
 「・・・・・」
 「いつも見てるくせに、わたしの胸元。いつも見てるの知ってますよ。お義父さん嘘つきね」

 (そういわれても仕方がない)

 哲司は自分の心の中を見透かされ、侮辱されたようでいたたまれなかった。

 「わたしも嘘つき」
 「えっ」
 「わざとこんなミニはいて」
 「わざと?」

 彩香の意外な言葉に哲司の頭は混乱していた。

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