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背徳 嫁と舅の淫望
第4章 背徳への誘惑
彩香にとっては、長い間忘れていた体を動かす貴重な時間。
五年にも及ぶ長い看護の中ではじめて得た爽快感。
全身を使い、思いっきり体を動かすことは、介護に疲れた体を生き返らせてくれる至福の時間とも思えた。
僅か2、30分の練習に二人は夢中になった。
たまに、犬の散歩をする近所の住人が仲良く汗を流す親子に挨拶して行った。
「おはようございます」
「朝から、親子仲良く、羨ましいですね」
「はい、気持ちがいいですよ」
バレーボールは、思わぬ副産物を二人にもたらした。
軽くジャンプしサウスポーからアタックする哲司の姿は流れるように美しく、その逞しいフォームが彩香を魅了した。
若々しい肌に薄っすらと汗を浮かべ、瞳を輝かせながら躍動する彩香の姿に哲司もまた引き込まれていったのだ。
そんな日が続くと哲司の心に隙が生じた。
彩香が、もたもたして遅れると、哲司はイラついて、つい先にシャワーを使った。
なんやかやと、哲司が先にシャワーを使う日が多くなる。
哲司に生まれた心の隙には、いつのまにか、ある「期待」が紛れ込んだ。
その日も芳雄の部屋に行ったままなかなか現れない彩香。
彩香は、虎視眈々とチャンスを狙っていたのだ。
五年にも及ぶ長い看護の中ではじめて得た爽快感。
全身を使い、思いっきり体を動かすことは、介護に疲れた体を生き返らせてくれる至福の時間とも思えた。
僅か2、30分の練習に二人は夢中になった。
たまに、犬の散歩をする近所の住人が仲良く汗を流す親子に挨拶して行った。
「おはようございます」
「朝から、親子仲良く、羨ましいですね」
「はい、気持ちがいいですよ」
バレーボールは、思わぬ副産物を二人にもたらした。
軽くジャンプしサウスポーからアタックする哲司の姿は流れるように美しく、その逞しいフォームが彩香を魅了した。
若々しい肌に薄っすらと汗を浮かべ、瞳を輝かせながら躍動する彩香の姿に哲司もまた引き込まれていったのだ。
そんな日が続くと哲司の心に隙が生じた。
彩香が、もたもたして遅れると、哲司はイラついて、つい先にシャワーを使った。
なんやかやと、哲司が先にシャワーを使う日が多くなる。
哲司に生まれた心の隙には、いつのまにか、ある「期待」が紛れ込んだ。
その日も芳雄の部屋に行ったままなかなか現れない彩香。
彩香は、虎視眈々とチャンスを狙っていたのだ。