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背徳 嫁と舅の淫望
第6章  背徳へ 肉慾の誘い 
 「彩香、本当にいつもありがとう。どれだけ感謝しても足りないと思っている。お前の芳雄への献身にどんなお礼をすればいいのか」

 「なんですか、そんなぁ・・、私はお義父さんこそ立派な人だと思います。会社も思い切って退職して、お義母さんをあんなにしっかりと看取って、私は誰よりもそんな優しいお義父さんを尊敬しています」
 「今夜は外に行こう。県道沿いにのスナックにでも行って、お酒でも飲もう」
 「うれしい。本当に久しぶりです。外でお酒を飲むなんて」
 「あそこは、近所で評判の料理の美味しい店だ」
 「知ってます」

 しばらくすると、彩香は少し着飾って部屋から出てきた。

 「お義父さん、お待たせ」

 まるで恋人とのデートのように、彩香はうれしそうに哲司の前に立った。 
 二人はのんびり田舎道を歩いて、県道沿いのスナックに入った。
 店には、数組のグループがテーブルを囲んで酒盛りの最中。
 順番に、カラオケを歌って、なかなかの盛況だった。
 しばらくすると、彩香が名前を呼ばれて、マイクを持った。

 哲司の知らない最近の歌を歌った。
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