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背徳 嫁と舅の淫望
第1章 難病
汗だくになって洗濯物を干す彩香のスラっとした背中。張り付いたTシャツに浮かぶブラジャーのライン・・・・。
ふと、抑えられない妄想が浮かぶ。
哲司の心の中に、退職前には思いもしなかった感情がいつの間にか生まれていた。
哲司の家族を立て続けに襲った不幸は、妻の死によって一つの区切りを迎えた。
ようやく哲司が切り出した離縁話・・・。
しかし彩香は頑なに首を縦に振ろうとしない。
それどころか、最後には本気で腹を立てる始末だった。
「私には芳雄さんを見捨ててこの家を出て行くなんて、絶対にできません。私をそんな薄情な嫁だと思っているのですか」
「分かった。しかし、ご両親の前でこれだけははっきり言っておきます。決めるのは彩香さん、あなただ。息子にもわたしにも遠慮はしないでくれ」
言葉とは裏腹に、離縁を拒否する彩香の言葉に、哲司はホッと胸を撫で下ろしていた。
哲司の言葉には少なからずの偽善があった・・・。
ふと、抑えられない妄想が浮かぶ。
哲司の心の中に、退職前には思いもしなかった感情がいつの間にか生まれていた。
哲司の家族を立て続けに襲った不幸は、妻の死によって一つの区切りを迎えた。
ようやく哲司が切り出した離縁話・・・。
しかし彩香は頑なに首を縦に振ろうとしない。
それどころか、最後には本気で腹を立てる始末だった。
「私には芳雄さんを見捨ててこの家を出て行くなんて、絶対にできません。私をそんな薄情な嫁だと思っているのですか」
「分かった。しかし、ご両親の前でこれだけははっきり言っておきます。決めるのは彩香さん、あなただ。息子にもわたしにも遠慮はしないでくれ」
言葉とは裏腹に、離縁を拒否する彩香の言葉に、哲司はホッと胸を撫で下ろしていた。
哲司の言葉には少なからずの偽善があった・・・。