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背徳 嫁と舅の淫望
第7章 淫交の世界
哲司は昨夜の感慨に耽りながらあたりを見回した。
布団の周りはきちんと片付けられていた。
薄い肌掛けがかけられた自分の身体が全裸でなければ、昨夜の情交は夢だったと勘違いしたに違いない。
二人の愛液にまみれた下半身はきれいに始末され、枕元には肌着や今日の着替えがきちんと並べられていた。
昨夜の余韻の残る気だるさの中でノロノロと身繕し、包丁の音のする台所へと向かった。
「おはよう」
気恥ずかしさを振り払って声をかける。
「おはようございますー」
振り向きもせずに、はにかんだ声で返事が帰ってきた。
情交の後の初めての朝、昨日と変わることなく窓から差込む陽は初秋の爽やかな空気を震わせていた。
二人は目を会わさず黙々と箸を運んだ。
自分の前で箸を使うこの彩香が、昨夜一糸まとわぬ姿で、腰を使ったあの彩香と同じとは思えなかった。
布団の周りはきちんと片付けられていた。
薄い肌掛けがかけられた自分の身体が全裸でなければ、昨夜の情交は夢だったと勘違いしたに違いない。
二人の愛液にまみれた下半身はきれいに始末され、枕元には肌着や今日の着替えがきちんと並べられていた。
昨夜の余韻の残る気だるさの中でノロノロと身繕し、包丁の音のする台所へと向かった。
「おはよう」
気恥ずかしさを振り払って声をかける。
「おはようございますー」
振り向きもせずに、はにかんだ声で返事が帰ってきた。
情交の後の初めての朝、昨日と変わることなく窓から差込む陽は初秋の爽やかな空気を震わせていた。
二人は目を会わさず黙々と箸を運んだ。
自分の前で箸を使うこの彩香が、昨夜一糸まとわぬ姿で、腰を使ったあの彩香と同じとは思えなかった。