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わたしの心が消えるとき
第2章 人形になる少女
カメラのシャッターが押される。
フラッシュが光る。
一回、二回、三回…
気持ち悪い…
吐きそう…
だめ!ほら笑って!ママに言われたよね?頑張って!
我慢して!すぐ終わるから!
「いい子だね。そのまま、ちょっと待ってね」
カメラを、何か操作してる…
きっと、あそこをアップに…
だめ!考えないで!
さらにフラッシュが光る。
ほら、もうすぐ終わるよ。
ママに誉めてもらえるよ。
「よし、降りていいよ。今度は四つん這いにね」
えっ?
まだ?
でも…言われたままにしないとママが悲しむ…
「あ、お尻こっちに向けて…肘を床に付けて…脚開いて…もっとお尻突き出して…そうそう、おじさんによく見えるようにね。…お尻の穴まで可愛いね。すごく綺麗だよ」
男の声が、少し上ずっていた。
私はお人形だ。
何でもするんだ。
恥ずかしくない。恥ずかしくない。恥ずかしく…
少女の卑猥な姿が、次々とカメラに収められていく。
彼女の何かが、少しずつ奪われていく。
やがて背後から、荒い息遣いが聞こえてきた。
フラッシュが光る。
一回、二回、三回…
気持ち悪い…
吐きそう…
だめ!ほら笑って!ママに言われたよね?頑張って!
我慢して!すぐ終わるから!
「いい子だね。そのまま、ちょっと待ってね」
カメラを、何か操作してる…
きっと、あそこをアップに…
だめ!考えないで!
さらにフラッシュが光る。
ほら、もうすぐ終わるよ。
ママに誉めてもらえるよ。
「よし、降りていいよ。今度は四つん這いにね」
えっ?
まだ?
でも…言われたままにしないとママが悲しむ…
「あ、お尻こっちに向けて…肘を床に付けて…脚開いて…もっとお尻突き出して…そうそう、おじさんによく見えるようにね。…お尻の穴まで可愛いね。すごく綺麗だよ」
男の声が、少し上ずっていた。
私はお人形だ。
何でもするんだ。
恥ずかしくない。恥ずかしくない。恥ずかしく…
少女の卑猥な姿が、次々とカメラに収められていく。
彼女の何かが、少しずつ奪われていく。
やがて背後から、荒い息遣いが聞こえてきた。