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わたしの心が消えるとき
第5章 それぞれの夜
さすがの莉奈も声を震わせて
「誰…!?」
男は答えない。
「お前…ヤスだろ?よくも…あんな事を!あいつと、つるんでるんだろ!絶対許さない!あんな奴、学校に来れないようにしてやるよ!」
男は無言で、ゆっくり近づいてくる。
野球帽を目深に被っていて、顔はよく見えない。
違う…!こいつ…ヤスじゃない!
男は莉奈の前に来ると
「子供は寝る時間だろ?」
少女の持っている紙を一枚抜き取る。
そこには、写真が大きくプリントされていた。
全裸で少年の腰に跨がる少女。顔もはっきり写っている。
その横に赤い文字。
『二年C組の沢田真由は弟と部室でセックスする変態淫乱女』
男は低く笑った。
「ガキのくせに…こんな事して楽しいか?」
「誰…!?」
男は答えない。
「お前…ヤスだろ?よくも…あんな事を!あいつと、つるんでるんだろ!絶対許さない!あんな奴、学校に来れないようにしてやるよ!」
男は無言で、ゆっくり近づいてくる。
野球帽を目深に被っていて、顔はよく見えない。
違う…!こいつ…ヤスじゃない!
男は莉奈の前に来ると
「子供は寝る時間だろ?」
少女の持っている紙を一枚抜き取る。
そこには、写真が大きくプリントされていた。
全裸で少年の腰に跨がる少女。顔もはっきり写っている。
その横に赤い文字。
『二年C組の沢田真由は弟と部室でセックスする変態淫乱女』
男は低く笑った。
「ガキのくせに…こんな事して楽しいか?」