この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
わたしの心が消えるとき
第6章 偽りの恋
母は娘を車に乗せ、走りだした。
「ほのか、今日も上手くできたね」
「あ、ありがとう。ママ」
「ねえ、この前のビデオのお客、覚えてる?」
「う、うん…」
「何かされなかった?」
「えっ?」
「体触られたりとか、セックスとか…」
「う、ううん。ビ、ビデオ撮っただけ…」
「ならいいけど…あれからあんた変わったよね。全然嫌がらないし、さっきもあんなに笑って…」
「だ、だって…その方がお客さん喜ぶし…わ、私、ママの為に…」
「わかったわ。変な事言ってごめんね」
「……」
「潮風で体ベタベタ…シャワー浴びないとね」
それきり、家に着くまで母は無言だった。
何か考えているようだった
「ほのか、今日も上手くできたね」
「あ、ありがとう。ママ」
「ねえ、この前のビデオのお客、覚えてる?」
「う、うん…」
「何かされなかった?」
「えっ?」
「体触られたりとか、セックスとか…」
「う、ううん。ビ、ビデオ撮っただけ…」
「ならいいけど…あれからあんた変わったよね。全然嫌がらないし、さっきもあんなに笑って…」
「だ、だって…その方がお客さん喜ぶし…わ、私、ママの為に…」
「わかったわ。変な事言ってごめんね」
「……」
「潮風で体ベタベタ…シャワー浴びないとね」
それきり、家に着くまで母は無言だった。
何か考えているようだった