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わたしの心が消えるとき
第6章 偽りの恋
「ストーカー…」
「よくいるんだよ。勘違いして、俺に付きまとうバカ女が。だから本当の住家は教えないんだ」
「勘違い…バカ女…」
「本当は、もっといいマンションにいるよ。昨日、忘れ物を取りに行って、メモに気付いたんだ」
ホストだなんて…
真由は眉をひそめていた。
この男…
顔は、ほのかから聞いた通りだけど、雰囲気や話し方が全然違う…
祥はタバコに火を点けながら
「で?お嬢ちゃん達が何の用かな?」
祥は本能的に、改めて、ふたりの少女を値踏みするように眺めた。
特に渚の顔に魅入られた。子供なのに、すごい美人だ。
職業柄、数多くの女性の相手をしたが、これほどの美女は会ったことがない。
子供でなかったら、確実に口説いていただろう。
真由は渚を肘で突いた。
「ねえ、やめようよ。ホストなんて…」
渚は構わずに
「あなた、この前お金払って、ある女の子に会ったでしょ?」
祥はしばらく考えて
「ああ…あの小学生か」
「中二だよ。あたし達の同級生」
「よくいるんだよ。勘違いして、俺に付きまとうバカ女が。だから本当の住家は教えないんだ」
「勘違い…バカ女…」
「本当は、もっといいマンションにいるよ。昨日、忘れ物を取りに行って、メモに気付いたんだ」
ホストだなんて…
真由は眉をひそめていた。
この男…
顔は、ほのかから聞いた通りだけど、雰囲気や話し方が全然違う…
祥はタバコに火を点けながら
「で?お嬢ちゃん達が何の用かな?」
祥は本能的に、改めて、ふたりの少女を値踏みするように眺めた。
特に渚の顔に魅入られた。子供なのに、すごい美人だ。
職業柄、数多くの女性の相手をしたが、これほどの美女は会ったことがない。
子供でなかったら、確実に口説いていただろう。
真由は渚を肘で突いた。
「ねえ、やめようよ。ホストなんて…」
渚は構わずに
「あなた、この前お金払って、ある女の子に会ったでしょ?」
祥はしばらく考えて
「ああ…あの小学生か」
「中二だよ。あたし達の同級生」