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第6章 偽りの恋

渚は落ち着いて
「もう犯罪してるじゃない。でも、撮らなかったんだよね」
「胸にコンプレックスあるみたいで、落ち込みだしたからね。なんかテンション下がって、やめたんだ。あの娘なら高く売れると思ったけど…儲け損なったよ」

真由は軽蔑したように
「それは残念でしたね」
「だけど、せっかくだから楽しませてもらおうと思ってね。あんな事してるくせに、何も知らないから、ちょっと調教してやったんだ」

「調教!?」
真由が声を荒げる。
「真由、いいから落ち着いて」
渚が抑える。

祥は楽しそうに
「オナニー教えたら、あの娘、猿みたいに夢中になったよ。いつまでも弄り回すんだ。面白かったよ。ヨダレ垂らして喜んでた。まるで…」
「おまえ…！」
いきなり真由が立ち上がり、テーブル越しに祥につかみ掛かろうとした。