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わたしの心が消えるとき
第6章 偽りの恋
すでに渚は柵を握っていない。落ちそうになる身体を掴み、隆司は激しく抜き挿しを繰り返す。
少女は狂ったように悦びの声を上げる。

星は嵐のように渦巻き、少女の華奢な肢体を襲う。
その全てを吸収した渚は、まばゆいばかりに光り輝く。

体内で暴れていた肉棒が、動きを止めた。
さらに奥深くに向けて、淫欲の液を吐き出す

その時、星が、肉体が、全てが爆発した。
まっ白い光りに包まれ、少女の意識は天へ舞い上がる。

渚は、さらに深い絶頂を迎えたのだった。


隆司が服を着てもまだ、渚は裸のままだった。
また柵の前に立ち、街の灯を見下ろしている。
薄闇に白い背中が浮かび上がっている。

「おい、裸見られちまうぞ」
「うん…」
「お前、やっぱり最高だよ。俺達、セックスの相性いいかもな」
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