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わたしの心が消えるとき
第6章 偽りの恋
「渚だよ」
「えっ…」
「あたしの名前」
「……」

「隆司…」
渚は振り返り、微笑んで言った。
「ありがとう」

隆司は驚いた。

こいつ…自分の名前を言った。俺の名を呼んだ。礼を言った。
初めて…笑った…

渚は、星を仰ぎ見ていた。

隆司は心の中で呟いた。
なあ渚…人は案外簡単に変われるかもしれないぜ…

風が、少女の髪を乱していた。
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