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わたしの心が消えるとき
第6章 偽りの恋
車は、ゆっくりとホテルの駐車場に入っていった。
「ほのかちゃん、本当に大丈夫だね?後悔しない?」
「は、はい…祥さんなら…」

ここに来る前、すでに祥は、ほのかの意志を確認していた。
自分は、ほのかを女性として愛していると告げ、今夜抱きたいと言った。

友達から頼まれたといえ、本当にこんな小学生のような子が、大人の男とのセックスを望んでいるのか?
それが半信半疑だったからだ。
レイプするような事態だけは避けたかった。

ほのかは、はっきりと承諾した。
祥さんに抱かれたいと…

どこまで理解してるか怪しいが、本人納得の上なら…
とはいえ、この年齢では、本人が了解しても犯罪だな。

まあいい。金を受け取った以上、仕事はキッチリするさ。そう、これは仕事だ。女を扱うプロとしての…
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