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わたしの心が消えるとき
第6章 偽りの恋
しかし祥は諦めない。ここでやめる事は、女性に対する侮辱だ。
先端で敏感な部分を刺激して、受け入れを促しながら、何度も挑む。

辛抱強い試みの末に、先端がわずかに侵入した。
チャンスを逃さず、さらに押し進める。

ほのかは祥の腕を掴んだ。
その顔が苦痛に歪む。
しかし声は出さない。
無意識に上に逃げていこうとする体を、必死に抑えている。

祥は膣内を縁取る薄い膜を感じた。
処女の証だ。

これを破られる痛みがどれ程のものか、男には永遠に理解できないだろう。
しかし女性には耐えてもらうしかない。
「ほのか…愛してるよ…」
「わ…私も…愛してます…」

祥は思い切って、一気に腰を突き出した。
最後の障壁が破られる。
生まれてから14年間閉じられていた、少女の聖域が貫かれた。
「……!!!!」

ほのかの爪が祥の腕に食い込む。
想像を絶する痛みの中、それでもほのかは黙って耐えた。
破瓜の痛みの程度は人それぞれだが、これほど狭い膣では、かなりのものだろう。
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