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わたしの心が消えるとき
第7章 迷いの海、夏休みの終わり
「でも姉ちゃん…最後にひとつだけ、頼みを聞いてよ…」
「頼み…?」
「裸、見せて…」

真由は頷いた。
服と下着を脱いでベッドに座った。
初めてのあの時のように…
「マンコも見せて…」
脚を開き、陰部を広げる。
「そのまま、動かないでね」

貴志は真由の机に向かった。
何かを探している。
真由は不安になった。
「ねえ…何してるの?」
弟が振り返ると、その手にハサミが握られていた。

「貴志…?」
「姉ちゃん、俺が手術してあげるよ」
「何…言ってるの…」
「姉ちゃんは悪くない。お腹の赤ちゃんが悪いんだ。そいつがいなくなったら、またセックスできるよね?」
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