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わたしの心が消えるとき
第7章 迷いの海、夏休みの終わり
「えっ?今から話すの?」
真由からの電話に、渚は驚いた。
「ごめんね…渚。ボクの方からお願いしたのに…本当は渚にも、いてもらいたいのに…」
真由は先程の出来事を説明した。
渚は
「そっか…言っちゃったんだ…」
「だから…これ以上、渚に無理言えない…ごめんね…」
「なに遠慮してるの?今すぐ行くから、待ってて!」
「来てくれるの?本当に?」
「絶対行くから!」
渚は電話を切って振り向いた。
「オジサン、ごめんね。あたし急用できちゃった」
ラブホテルの前。
渚は目の前の中年男と、ホテルに入ろうとしている所だった。
「えっ…だって…君が行こうって…」
気弱そうな男は、うろたえていた。
真由からの電話に、渚は驚いた。
「ごめんね…渚。ボクの方からお願いしたのに…本当は渚にも、いてもらいたいのに…」
真由は先程の出来事を説明した。
渚は
「そっか…言っちゃったんだ…」
「だから…これ以上、渚に無理言えない…ごめんね…」
「なに遠慮してるの?今すぐ行くから、待ってて!」
「来てくれるの?本当に?」
「絶対行くから!」
渚は電話を切って振り向いた。
「オジサン、ごめんね。あたし急用できちゃった」
ラブホテルの前。
渚は目の前の中年男と、ホテルに入ろうとしている所だった。
「えっ…だって…君が行こうって…」
気弱そうな男は、うろたえていた。