この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
わたしの心が消えるとき
第7章 迷いの海、夏休みの終わり
中年男が、おずおずと
「君達…そういうのは…良くないよ…」
「うるせえ!!」

男の拳で、中年男は、あっけなくノックアウトされた。

「ほら、行こうぜ」
渚を引っ張り、車に乗せようとする。
その男の股間を思いきり蹴り上げて、渚は逃げた。
男の仲間達が、歓声を上げながら追いかけてくる。

ヒールの高いサンダルは走りにくい。
走りながら脱ぎ捨てた。

狭い裏路地に入ったが、まだ追ってくる。
「しつこいなぁ…」

息切れしてきた。
足が痛い。
さすがに中学生の女子では、大人の足には勝てそうもない。
男達は距離を縮めてきた。
「真由の足だったら、あんな奴ら振り切れたかな…」
しかし、捕まる訳にはいかない。

その時、渚の背後で悲鳴がした。
何があったのか気になるが、振り返る余裕はない。
/351ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ