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わたしの心が消えるとき
第7章 迷いの海、夏休みの終わり
「何見てるの?」
いつの間にか、渚が後ろに立っていた。
「な、何でもないよ!」

真由は急いで新聞を戻して
「ほら、ジュース買っておいたよ!今日のお礼」
「ありがとう」

渚は受け取ると、飲みながら店から出て行った。
真由は、訳もなく胸騒ぎがした。
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