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わたしの心が消えるとき
第8章 最後の野獣
真由は驚いた。
「徳松源一郎…!たしか死んだって…」
徳松は
「死んだとも。今の私は名もない男だ」

異様なのは、首から下だ。
老人とは思えない、ボディビルダーのような体格。
その股間の男根は、人間とは思えない程、太く長い。
そそり立ち、黒々と光っている。
睾丸も巨大だ。

真由は悪寒を感じた。

こいつ…化け物だ…

渚は徳松の姿を見て、初めて口を開いた。
「お父さん…待ってたよ…早く…早くあたしを愛して…」

ほのかは眉をひそめた。

…お父さん?何言ってるの?

男に向かって叫んだ。
「渚ちゃんに何したの!?」
徳松は笑いながらベッドに歩み寄った。
「強力な催淫剤を投与した。少々多めにな。ほぼ麻薬だ。君達の事は見えているが、全く意識していない。娘の頭の中は、私と愛し合う事でいっぱいだ」
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