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わたしの心が消えるとき
第8章 最後の野獣
「ひどい…!」
ほのかは絶句した。
徳松はベッドに上がりながら
「この子はもう、余計な事など考える必要はない。これからは、私が全てだ。永遠に!」
渚は近付いてくる徳松を、嬉しそうに見つめる。
真由は怒りに身を震わせた。
「この野郎…!渚を返せ!!」
ほのかも
「眼を覚まして!!渚ちゃん!!」
「この晴れの日に君達を招いたのは、最後の別れをさせる為でもある。私の情けだよ」
渚の肩に手を置いて、優しく話しかける。
「さあ…お友達に、お別れを言いなさい」
渚は、真由達に向かい、無表情に
「さよなら…」
ふたりは茫然と
「渚…」
「渚ちゃん…そんな…嫌だよ…」
もう、成す術がない。
ほのかは絶句した。
徳松はベッドに上がりながら
「この子はもう、余計な事など考える必要はない。これからは、私が全てだ。永遠に!」
渚は近付いてくる徳松を、嬉しそうに見つめる。
真由は怒りに身を震わせた。
「この野郎…!渚を返せ!!」
ほのかも
「眼を覚まして!!渚ちゃん!!」
「この晴れの日に君達を招いたのは、最後の別れをさせる為でもある。私の情けだよ」
渚の肩に手を置いて、優しく話しかける。
「さあ…お友達に、お別れを言いなさい」
渚は、真由達に向かい、無表情に
「さよなら…」
ふたりは茫然と
「渚…」
「渚ちゃん…そんな…嫌だよ…」
もう、成す術がない。