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わたしの心が消えるとき
第8章 最後の野獣
老人は顔を伏せた。
「私は最愛の女を失った。娘は祖母に引き取られた。しかし実の祖母ではない。私の元愛人だ。私の言いなりで、何でも従う」

ほのかは体が震えた。

あの、おばあさんも…?
そんな事…信じられない…!
嘘だ!

渚の手は、今度は自分の陰部を弄っている。
そこからはすでに、透明な液が、滴り落ちていた。

「この子は美沙子に生き写し…いや、それ以上の美少女だ。私の愛は、この子に向けられた。当然だろう?私は月に一度、後援会の会合の為、この地に戻る。その度、深夜、眠っている娘を抱いた」

ケダモノだ…

ほのかは思った。

人間じゃない…
渚ちゃんは、こんな奴の子供じゃない…

涙が溢れて、視界がぼやけた。

「厚労省は便利だ。役人を使って、日本では認可されない薬も手に入る。この子には、特殊な睡眠薬と催淫剤を使った」

「んんんんーーっっ!!」
渚が、肉棒を咥えたまま、くぐもった声を出した。
どうやら、自分で弄って絶頂を迎えてしまったようだ。
歓喜の涙を流している。
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