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わたしの心が消えるとき
第9章 闇の向こう
紗耶は話した。
徳松の指示で、隆司を渚の監視役にした事。
徳松の計画を知り、隆司に渚の救出を頼んだ事。
さらに隆司は、話していいかと紗耶の同意を得て
「彼女は俺に奴の計画をバラしたせいで、ひどい暴行を受けたんだ」
とだけ付け足した。
紗耶は
「でもそれは、私も覚悟の上でした。徳松がどれ程恐ろしい男か、わかっていましたから」
隆司は
「徳松の計画は知ったが、奴の居場所は、なかなか判らなくて…先に渚を保護するべきだった…俺のミスだ」
あの日。
隆司は紗耶から、徳松の『隠れ家』の場所が判明したと連絡を受けた。
自分も同行するからと聞いて、待ち合わせ場所のホテルに急行すると…
そこにあったのは、紗耶の悲惨な姿だった。
無残に剥ぎ取られた服。
全裸で床に放置され、美しい顔は腫れ上がり、全身に暴行の跡があった。
陰部の周りは、そこから溢れ出した大量の精液がこびり付いて…
何があったかは明白だった。
瀕死の状態で彼女は、隆司に渚の監禁場所を告げて、彼は紗耶を病院へ運んだ。
紗耶が渚の保護者になることに、異義を唱える者はなかった。
そして渚は去った。
徳松の指示で、隆司を渚の監視役にした事。
徳松の計画を知り、隆司に渚の救出を頼んだ事。
さらに隆司は、話していいかと紗耶の同意を得て
「彼女は俺に奴の計画をバラしたせいで、ひどい暴行を受けたんだ」
とだけ付け足した。
紗耶は
「でもそれは、私も覚悟の上でした。徳松がどれ程恐ろしい男か、わかっていましたから」
隆司は
「徳松の計画は知ったが、奴の居場所は、なかなか判らなくて…先に渚を保護するべきだった…俺のミスだ」
あの日。
隆司は紗耶から、徳松の『隠れ家』の場所が判明したと連絡を受けた。
自分も同行するからと聞いて、待ち合わせ場所のホテルに急行すると…
そこにあったのは、紗耶の悲惨な姿だった。
無残に剥ぎ取られた服。
全裸で床に放置され、美しい顔は腫れ上がり、全身に暴行の跡があった。
陰部の周りは、そこから溢れ出した大量の精液がこびり付いて…
何があったかは明白だった。
瀕死の状態で彼女は、隆司に渚の監禁場所を告げて、彼は紗耶を病院へ運んだ。
紗耶が渚の保護者になることに、異義を唱える者はなかった。
そして渚は去った。