この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
わたしの心が消えるとき
第4章 捨てられた制服
真由が卵焼きを頬張りながら、ほのかに尋ねた。
「あれからどう?あいつら、嫌がらせとかしてこない?」
「う、うん…大丈夫…」
渚は
「あたしが恐いからだよ」
「え?」
「だからほのかも、あたしのそばにいるんでしょ?そしたら虐められないから」
「そ、そんな…」
「別にいいよ。気にしてないし」
「ち、ち、違うよ!…私は…ただ…な、渚ちゃんと、お友達に…なりたくて…」
「だから、気にしてないって」
真由が怒って
「何言ってんだよ!ほのかは、そんなつもりじゃないよ!」
渚は、あくまで素っ気なく
「どうでもいいよ」
ほのかは涙目になった。
黙ってひとりで校舎に戻っていった。
「あれからどう?あいつら、嫌がらせとかしてこない?」
「う、うん…大丈夫…」
渚は
「あたしが恐いからだよ」
「え?」
「だからほのかも、あたしのそばにいるんでしょ?そしたら虐められないから」
「そ、そんな…」
「別にいいよ。気にしてないし」
「ち、ち、違うよ!…私は…ただ…な、渚ちゃんと、お友達に…なりたくて…」
「だから、気にしてないって」
真由が怒って
「何言ってんだよ!ほのかは、そんなつもりじゃないよ!」
渚は、あくまで素っ気なく
「どうでもいいよ」
ほのかは涙目になった。
黙ってひとりで校舎に戻っていった。