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わたしの心が消えるとき
第4章 捨てられた制服
真由は渚に諭すように言った。
「ねえ、謝った方がいいよ」
「どうして?あたし別に、嫌われても平気だし」
「渚って…かわいそうだね…」
「はあ?」
真由は、ほのかを追っていった。
慰めに行くんだろう。
渚はひとり残された。
何あれ…
あたしのどこが、かわいそうだって?
わけわかんない。
思った事言っただけだよ。
あたしのおかげで虐められないなら、それでいいじゃない。
別に感謝しろとか言ってないし。
やっぱ面倒くさい…
友達なんて…
ひとりでいいよ。
「ねえ、謝った方がいいよ」
「どうして?あたし別に、嫌われても平気だし」
「渚って…かわいそうだね…」
「はあ?」
真由は、ほのかを追っていった。
慰めに行くんだろう。
渚はひとり残された。
何あれ…
あたしのどこが、かわいそうだって?
わけわかんない。
思った事言っただけだよ。
あたしのおかげで虐められないなら、それでいいじゃない。
別に感謝しろとか言ってないし。
やっぱ面倒くさい…
友達なんて…
ひとりでいいよ。