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わたしの心が消えるとき
第4章 捨てられた制服
「渚ちゃん!!」
ほのかが、走り出て渚に抱きついた。
大声で泣き出す。
渚は何を言えばいいか、わからず
「バカだなあ…あたしまで濡れちゃうよ…」
この子、人に触れないはずなのに…
渚は、白い背中を、そっと抱きしめた。
「どうせなら、もっと早く来てくれないかなあ」
真由は、便座に座って笑いながら言った。
渚は
「情けない格好で、よく言うね」
「渚も脱ぎなよ。友達だろ?」
「バカ…」
ふたりの制服は、切り刻まれて、ゴミ箱に捨てられていた。
「ひどい…!」
「困ったな…ボク、制服一着しかないし…」
「わ、私も…ど、どうしよう…」
渚は
「大丈夫だよ」
と、電話をかけた。
「あ、おばあちゃん?あたし…」
ほのかが、走り出て渚に抱きついた。
大声で泣き出す。
渚は何を言えばいいか、わからず
「バカだなあ…あたしまで濡れちゃうよ…」
この子、人に触れないはずなのに…
渚は、白い背中を、そっと抱きしめた。
「どうせなら、もっと早く来てくれないかなあ」
真由は、便座に座って笑いながら言った。
渚は
「情けない格好で、よく言うね」
「渚も脱ぎなよ。友達だろ?」
「バカ…」
ふたりの制服は、切り刻まれて、ゴミ箱に捨てられていた。
「ひどい…!」
「困ったな…ボク、制服一着しかないし…」
「わ、私も…ど、どうしよう…」
渚は
「大丈夫だよ」
と、電話をかけた。
「あ、おばあちゃん?あたし…」