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わたしの心が消えるとき
第5章 それぞれの夜
なぜ、こんな事を言ってしまったのか…
オナニーへの興味か…男に好意を持ってしまったのか…
少女自身にも、わからなかった。

ただ、この男は今までの客とは明らかに違う。

これまでの男は皆、ギラギラした欲望に満ちた目で少女を見た。
隙があれば襲いかかろうとしているようだった。

この男は異常な事をしているのに、その口調は兄が妹に接する時のような、優しさと、いたわりに満ちていた。

少女は父親を知らない。他の異性との交流もない。
心が揺らぐのを抑えられなかった。

そして、指導は再開された。

「おっぱいに手を当てて、摩って…優しく、ゆっくりね…」

乳首が…擦れる…
ちょっと…気持ちいい…かも…

「そのまま続けて…」

初めての刺激に、幼い身体は敏感に反応していた。
小さな乳首は硬く尖ってきた。
顔は上気して、息が荒い。

あ…なんか…私…変…
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