この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
魔法少女sweetyまろん
第3章 魔法少女最大のピンチ!あたし、どうなっちゃうの?
走りながら、あたしは思った。
何かおかしい…こんな所に来るなんて…
もしかして、あたしを狙ってる?
間違いない。
精霊は、他の人には目もくれず、あたし達を追ってきた。
いい度胸してるじゃないの!
あたしが駆除してやるよ!
バッグからケータイを出そうとして、ハッとした。
吉野くんがいる!
変身する時、あたしは裸になる。
しかも10分間。
もう何度もやってるから、あたしは人前で裸になるのに、慣れてしまっていた。
だけど、今日は吉野くんと一緒だ。
絶対やだ!!
吉野くんに裸見られたら、恥ずかしくて死んじゃうよぉ!
とりあえず逃げないと…
「あっ!」
吉野くんが足を滑らせて、道の脇の坂を転げ落ちた。
「吉野くん!」
あたしは手を伸ばした。
坂を這い上がりながら、吉野くんが叫ぶ。
「早く逃げろ!」
後ろから、巨大カマキリの足音が迫っている。
何かおかしい…こんな所に来るなんて…
もしかして、あたしを狙ってる?
間違いない。
精霊は、他の人には目もくれず、あたし達を追ってきた。
いい度胸してるじゃないの!
あたしが駆除してやるよ!
バッグからケータイを出そうとして、ハッとした。
吉野くんがいる!
変身する時、あたしは裸になる。
しかも10分間。
もう何度もやってるから、あたしは人前で裸になるのに、慣れてしまっていた。
だけど、今日は吉野くんと一緒だ。
絶対やだ!!
吉野くんに裸見られたら、恥ずかしくて死んじゃうよぉ!
とりあえず逃げないと…
「あっ!」
吉野くんが足を滑らせて、道の脇の坂を転げ落ちた。
「吉野くん!」
あたしは手を伸ばした。
坂を這い上がりながら、吉野くんが叫ぶ。
「早く逃げろ!」
後ろから、巨大カマキリの足音が迫っている。