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魔法少女sweetyまろん
第3章 魔法少女最大のピンチ!あたし、どうなっちゃうの?
あっ、あれは…
坂の下に、建物がある!
「吉野くん!降りて!」
あたしは坂を滑り降りた。吉野くんも気付いたみたいだ。
そこは、空き家…というより廃墟だった。
古い木造の民家で…ボロボロで、今にも崩れそう。
でも他に隠れる場所もなく、あたし達は中に入った。
部屋は薄暗くて…意外に広かったけど、壊れた家具とか散乱してて、グチャグチャだ。
クモの巣だらけで、おまけにカビ臭い。
遠くから、カマキリの歩き回る音が聞こえる。
でも、とりあえず大丈夫そうだ。
吉野くんは
「何なんだ…あのバケモノ…」
「わかんない…」
「とにかく、渋川は俺が絶対守るから!」
あたしは、また胸がキュンッとした。
でもやっぱり、あいつは倒さないと!
それができるのは、あたしだけだ!
あたしが吉野くんを守るんだ!
坂の下に、建物がある!
「吉野くん!降りて!」
あたしは坂を滑り降りた。吉野くんも気付いたみたいだ。
そこは、空き家…というより廃墟だった。
古い木造の民家で…ボロボロで、今にも崩れそう。
でも他に隠れる場所もなく、あたし達は中に入った。
部屋は薄暗くて…意外に広かったけど、壊れた家具とか散乱してて、グチャグチャだ。
クモの巣だらけで、おまけにカビ臭い。
遠くから、カマキリの歩き回る音が聞こえる。
でも、とりあえず大丈夫そうだ。
吉野くんは
「何なんだ…あのバケモノ…」
「わかんない…」
「とにかく、渋川は俺が絶対守るから!」
あたしは、また胸がキュンッとした。
でもやっぱり、あいつは倒さないと!
それができるのは、あたしだけだ!
あたしが吉野くんを守るんだ!