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きっかけは?
第2章 年下の男の子🎵


ヒサオはこういう風にちょこちょこサプライズを仕込んでくる。
私を驚かせたり、喜ばせるのが本当に上手。
その度に恐縮してても仕方ないので、感謝することにしている。


「ん、いかなきゃね。」

差し伸べられた手を繋ぎ、引き上げられた反動でヒサオの胸に飛び込み、背伸びしてキスをする。

ニマニマと笑った大型犬ヒサオと手を繋ぎ、実家に向かう為に玄関に向かった。






年下疑惑も晴れたし、今年のヒサオの誕生日をお祝いし損ねたのは、残念だったけど、
これからもずっと一緒にいて、私もサプライズでヒサオの喜ぶ顔がみたい。

なんて思っている私だった。














一章 fin


       
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