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メンタリズムな恋…
第10章 先生、デートですか?



クックッと先生が笑いを咬み殺す。


「意地悪…。」


先生を睨めば先生が軽々と私を抱き上げる。


「やんっ…。」


慌てて先生にしがみつく。


「好きな女にはベッドで悦ばせてやりたいと思うのが男の本能な。」


私を抱きかかえた先生がゲストルームへと移動する。

私よりも細い綺麗な手なのに…。

何処にそんな力があるのかと思うほど先生は平然と私を抱えてベッドに向かう。

ゲストルームの中でも一番大きなキングサイズのベッドがある部屋。

そのベッドに先生がゆっくりと私を下ろす。


「まだ逃げないか?」


意地悪に笑う先生が嫌いとか思っちゃう。

今、逃げたら先生を見失う気がして反対に私は怯えてしまう。

答えられずに俯けばパジャマのズボンが先生の手で一気に剥ぎ取られる。


「やぁーんっ…。」


パンティー1枚という頼りない自分の姿を隠す為に慌てふためきベッドの中に潜り込む。

掛け布団のシーツを自分の身体に巻き付ける。

先生は余裕の表情でスウェットを脱ぎトランクス1枚という姿になる。


「おいで…。」


先生が私を引き寄せてベッドに横たわる。

腕枕とかされてる!?

普通の女の子って、こんなシチュエーションの場合はどうするの?

目を開ければ先生の白い胸板が見える。

私よりも綺麗な肌…。

思ってた以上に筋肉がある。

ボロ雑巾な姿を見てた時は、もっとひょろひょろで骨張ったイメージだったのに…。

そこには間違いなく男という裸体があり、シーツに包まれた私を更に包むように先生が抱き締める。


チュッ…


私の額で先生が鳴らすリップ音がする。


「ふにゃぁ…。」


もう頭の中はいっぱいいっぱいでおかしくなりそうとか思う。


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