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メンタリズムな恋…
第10章 先生、デートですか?



チュッ…


「起きたか?」


チュッ…


「ん…。」


チュッ…


「なら…、夕べの続きするか?」


そう呟く先生のキスは軽いキスから舌を私の口に捩じ込む深いキスへと変わってく。


「んぁっ…。」


夕べの続き…?

記憶の封印を解くの?

先生の腕の中でふわふわとした夢心地のキスをされて全身の力が抜けていく。

お互いの唾液が混ざり合う音が卑猥に耳に響く。


「あふ…。」


口端から溢れる涎…。

上手く息が出来ずベッドのシーツを握り締める。


「あぁ…。」


いつの間にか先生の手の平が私の乳房を包んでる。

キュッと指の谷間に挟まれた乳首…。


「やぁ…。」


私に反論する事を許さないディープなキス…。

夕べの続きって…。

そっち!?

またしても頭がパニックになる。

夕べのようにジタバタと踠くはずが、今朝は身体が思うように動かない。


「んぁ…、あんっ…。」


みっともない声が出ちゃう。

恥ずかしくて目を閉じる。

私の口端から溢れた涎を先生が舌で抔うようにして舐め上げる。


チュッ…


顎のラインへとキスが再び降りていく。

このまま…。

先生とそーなるの!?

考えてみれば私はパンティー1枚というはしたない姿でトランクス1枚という同じくはしたない姿の先生を誘うようにしがみついてる。

先生が首筋にキスをする。

少し、くすぐったいのに温かく心地よい優しさが伝わって来る。

大事なものを扱うように丁寧にゆっくりと先生がキスの雨を降らせてる。

そのキスが肩を通り過ぎ乳房の上までやって来る。

キュッと指先が片方の乳首を摘まみ上げると反対側の乳首が先生の唇で甘噛みされる。


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