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メンタリズムな恋…
第14章 先生、気障過ぎる
「触らないでっ!」
私は片桐さんの手を振り払う。
「邪魔するな。そいつは俺の女なんだよ。」
石井がゆっくりと囁く。
その声に魅了されたように私はゆっくりと石井に近付き熱い吐息を漏らす。
支配は解けてない…。
心では嫌だと叫びながら私の身体は石井を求めて石井の正面に立つ。
「随分といい女になったな。あの頃もあんな田舎にしては珍しい可愛さがあったが…。」
石井が手にするナイフを私の首元へ近付ける。
「動くなっ!」
片桐さんの声がする。
「ゆっくりとそのナイフから手を離せ…。」
片桐さんの声が震えてる。
視線を片桐さんに向ければ片桐さんが何かを構えてる姿が見える。
「俺以外の男を見るなっ!」
石井が叫ぶと私の視線が石井へ戻る。
銃を構えてる。
片桐さんが…。
頭ではわかってるのに私の心が逆らう。
「ご…めんなさい…。」
3歳の頃のように私は石井に服従する。
「撃てるなら撃てよ…。撃てないなら黙ってろ。」
石井が片桐さんに向かって呟く。
石井はこの倉庫の全てを掌握してる。
この倉庫に足を踏み入れた人間は全て石井の思うがままだ。
石井のナイフが私のワンピースの襟にかかる。
ビリビリと嫌な音と共に切り裂かれたワンピースが床へと落ちる。
「あぁ…。」
熱い吐息がまた漏れる。
ブチッと胸の真ん中でまた嫌な音がすればブラジャーの真ん中が割れて私の乳房が石井に晒される。
「み…よしさん…。」
力なく弱々しい片桐さんの声がする。
全身がカッと熱くなる。
石井のナイフが私の乳房を撫でる。
先生や片桐さんの前でパンティー1枚だけのみっともない半裸を晒してるというのに石井から受ける恥辱に快感すら感じてる。