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メンタリズムな恋…
第15章 先生、恥ずかしい
とりあえず?
それって本当に大丈夫なの!?
思いっきり不安を顔に出して先生を見る。
先生の目付きが変わる。
「もし…、妊娠したら…。」
先生が指に挟んだ怪しい避妊薬とやらを私の股間に近付ける。
「亜子は俺の子を産んでくれるか?」
その瞬間、先生の指が私の体内の奥深くへと避妊薬を押し込める。
「あんっ…。」
先生の子を産む?
まだ私にはそんな決心とか出来ない。
ぐっと先生の指が私の中へ押し込まれるだけでヘナヘナと私の身体から力が抜ける。
「少しは慣れたな。」
切なく笑う先生の微妙な笑顔に胸に痛みが走る。
何がそんなに辛いの?
アメリカに帰るから…。
離れ離れになるのをわかってて先生は私との繋がりを求める。
孤独だから…。
ずっと独りで戦って来た人だから…。
誰かを愛して誰かに愛されたいのだと先生の切ない叫びが心の何処かで聞こえて来る。
先生の首に手を回して先生の身体を引き寄せる。
ぴったりと2人の身体が密着する。
1つになりたいのだと私の身体が何度も感じた事実を今は疑いたくない。
「来て…。」
脚を少し開き先生を受け入れようと腰を上げる。
私の股間にある入り口に生暖かいものが当たる。
それは棒の形をしてて私の股間をゆっくりと縦になぞり動き出す。
先生の…。
男性シンボルとかほとんど知らない。
知らないはずなのに私の身体が勝手にそれが欲しいのだと求めて疼く。
クリトリスが先生の肉棒に撫でられる。
「あぁ…。」
期待をするかのように熱い吐息が漏れ出す。
貴方と1つになれる。
ずっと、それが願いだった。
恥ずかしいとか言ってられない。
今は貴方が欲しいと伝える為に先生の身体に回す手に力が籠る。