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メンタリズムな恋…
第20章 先生…
ならば…。
「抱いてくれるの?」
私は真っ直ぐに幸之助に私の行為を示す。
幸之助のジーンズに手を掛けてボタンとファスナーを下ろせば幸之助の下着が見えて来る。
「亜子が抜いてくれんの?」
ニヤニヤといやらしい笑いを浮かべる幸之助が嫌い。
こういう事に慣れてない私がお父さんとお母さんが居る実家で出来る訳がないと高を括ってる。
抜く…。
って、つまり私が幸之助の性器を何して、あーしてこーして…。
要するに射精させる…。
考えただけで身震いをしてしまう。
「亜子ちゃんには無理だよねー?」
馬鹿にしたように幸之助が呟く。
「出来るわよっ!」
「やり方とかわかってんの?」
「やり方っ!?」
「棒アイス食うみたいに舌で優しく舐め回す。」
「そんくらい出来るわよっ!」
「んで最後は俺が出した物をその可愛いお口の奥で受け止めて、しっかりと飲み込んでから更に綺麗にする為に舐めるんだよ。あんまり気持ちいいなら2、3回は出せるかもな。」
「2、3回っ!?」
夏にもそのくらいは私の中で出した人の言葉だから冗談には聞こえない。
「やっぱり亜子ちゃんには無理だな。」
「やれるってば…。」
「しなくていい…。」
ムキになって幸之助のパンツに手を掛ければ私の手を幸之助の大きな手が食い止める。
「邪魔しないでっ!」
顔を上げて幸之助を睨めば幸之助は笑ってる。
「マジに抱きたい女だから、嫌な思いとかさせたくないって気持ちとかを理解はしてくれないのか?」
そう言って幸之助が慣れたように私にキスをする。
愛されてる。
その気持ちを感じるだけで泣きたいくらい嬉しいと思う私が居る。