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風俗ごっこ
第8章 8  ソープ葵のオプション3Pスペシャルメニュー
「あっ!」

 敏感な真珠に吸いついていた唇が不意に離れ、膣に挿入されていた指も抜

かれた。一瞬、大介が背後から犯そうとしてくるのではないかと言う恐れを

抱いた。

 むにゅっ。

 アナルに柔らかな粘膜が押し付けられる。こそばゆい様なそれでいて甘美

な感覚が、ペニスを挿入されるのではないと分かったとたん押し寄せた。

「あ、そこ駄目っ!」

 アナルの粘膜が大介の舌で擦られていく。先週の大介がアナルを刺激され

て悶えた事を思い出した。こんな感じだったのだ。

 ぐりっ!

 舌先がアナルの中に入り込む。ああ、良いっ。気持ち良いっ。アナルから

身体の中に入り込み、そのままずーっと奥まで入り込んで身体の中をいっぱ

いにしていく。快感が身体に満ちていく。

 顔をマットに押し付けたまま、あたしは次第に何も考えられなくなってき

た。予定とは違う。

こんな、こんな風に夢中になるのはいけない。そう思うのだけれど、身体を

愛撫されてその快感を素直に受け止めて、与えられる快楽に身を任せる。

何も考える必要はない世界。ただ、望まれるままにあたしは快楽の海
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