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風俗ごっこ
第5章 5 マリリンの素股プレー
「ああっ、駄目だ、もう駄目、出ちゃう、出ちゃう、出ちゃうよー」

 あたしも限界だった。言葉に出すのはなんとか押さえこんだけれど。びく

んと身体が跳ねたのは気付かれたかもしれない。その瞬間大介も身体が固ま

りあたしの手の中にどくどくと精液を放出した。

「ねえ、ホントに入ってたんじゃないの?」

 大介の感覚は本当に入っていたように感じているらしい。

「さあ、どうかしらねえ、紀和に聞かせる?」

「あ、いや、はは、違うよね」

 大介の身体のローションをシャワーで流して先に上がってもらった。自分

の身体をシャワーで流しながら花芯を指で探ってみた。濡れて滴るほどの蜜

を感じる。あの時あたしは本当に入れても良いと思っていた。結果、アクメ

に達したため入れたいと言う欲求は隠れてしまったけれど、性器同士を触れ

させて達しないまま興奮して入れたいと言われたならどうなったか分からな

い。

 感じてしまった事が主人を裏切ったと言う事になる気がして、夫にどう言

う風に言うか悩む事になりそうだった。

 濡れた下着を脱いで新しい下着をつけ、パジャマに着替えて居間に戻ると

もう大介はいなかった。

「何時もの事だけど、恥ずかしいから帰るってさ」

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