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背徳の嗜好
第2章 未知への入口

「フフッ…結構大きいんですね…羨ましいかも…」
「エッ…イ、イヤ…そんなんこと…」
彼女が自分よりも1ランク上の妻の胸の谷間を見て、
同性らしからぬ妖しい笑みを浮かべている。
「それに引き換え…ご主人の方は、まだかなり緊張してるみたいですね…
何だか小さく縮こまってしまっているように見えますけど…」
「…」
薄い一枚のパンツ越しに、私の器の大きさがあっさりと言い当てられた…
「それでは、奥様はこの先にもう一つ部屋がありますので、
そこでしばらくお待ち下さい…ご主人は私に続いてコチラの方へ」
「…は、はい…」
「エッ…ちょ、ちょっと…あ、貴方…ホントに…」
やはり、ここで下着姿のまま、一人で取り残されることに不安があるのか…
妻が背中を追うように縋るような声を漏らす。
「…し、心配いらないって…こうやって、最初にきちんと面接もするって
言ってるんだし…」
「…そ、そうだけど…」
「ご主人、よろしいですか?」
「…ほ、ほら、ソコで彼女も待ってるし…とりあえず、俺が先に行って…」
「…う、うん」
こうして、私と妻は入口の扉を入ってすぐに、
お互い離れ離れに引き剥がされてしまったのだった…

