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第11章 新境地の快楽

　「…たぶん、もうクリちゃんからの刺激がなくても、
こうやって子宮を震わされてるだけで、感じるようになってきたんじゃないかしら？」

頃合いを見計らった様に、クリトリスの下で暴れ回っていた電マが
遠ざかっていったかと思うと、今度は下腹部に強めに押し当てられ、
身体の外側から子宮が激しく震わされる…

　「アッ…そ、そんな…アアッ…」

それはクリトリスを刺激された時の
身体に電流が走り抜けてイクような鋭敏な感じとは全くの別物の快感だった…

これまでのセックスで味わうことのできなかったまったりとして濃厚な快感が
ジワジワと下から湧き水のように込み上げ、身体の中に少しずつ蓄積されていく…

　「歩子さん、どうです…気持ちイイですか？」

　「…な、奈央さん…ダメッ…き、気持ちイィッ…」

奈央の指技と電マによって、身体の内側と外側からポルチオが同時に責め勃てられると…
鈍感だった歩子の感覚器は、みるみるうちに有能な性感帯へと成長を遂げてイッた…

　「こうやってポルチオが開発されてイケばイクほど、
他の場所もどんどん感じ易くなってくるんですよ」

初めて味わうそのポルチオ性感は歩子の身体と脳を蕩けさせ、
奈央の注釈など耳に入ってきやしない…

　「ほら、Gスポットの方も今までとは比べ物にならないくらい
全然感度が違うんじゃありません？」

…と、身体に衝撃が走り抜ける…

　「ンアアッ…な、奈央さん…ま、待って…ソコを…そんなふうに…上手く擦られたら…」

最深部を探っていた奈央の指が、入口の方へと舞い戻り、
開発の進められたGスポットが刺激されると…
ココまで蓄えられた濃厚な快感が爆発したかのように、ソコから一気に噴出した…

　「フフッ…ダメですか？…イイんですよ…
ガマンする必要なんてありませんから、イキそうな感じになってきたんでしたら、
このまま一度、Gスポットの方で気持ち良く中イキしちゃって下さいね」

　「アッ…アアッ…ダメッ！…イイッ！」

私の耳を塞いでいる美紀の掌をモノともせず、
歩子の甲高い嬌声が鼓膜を激しく奮わせる…

　（…あっ、歩子！）

私はもう一刻も早く、後ろで行われている三人の絡みと、歩子の中イキを観たい一心で、
美紀のオマンコに必死にむしゃぶりついていた…