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第11章 新境地の快楽

　内に秘められたポルチオの奥深いオーガズムを引き出そうと、
奈央がじっくりと時間を掛けながら、歩子のオマンコに入念にマッサージを施していく…

未開発の硬く凝り固まっている歩子の子宮口が優しいタッチでじんわりと指圧され、
上下に揺らすように小刻みな振動が与えられていた…

未だ快感とは言えぬ違和感に、緊張と不安の色を拭い去れない中…

　「アッ…アアッ…」

新たなる刺激が身体に襲い掛かり、歩子の声を上擦らせる…

鼓膜を震わせる電マとは違ったもう一つの軽快な振動音…

見上げると…直人が奈央とは違う小型の大人のオモチャを手にし、
イヤらしい笑みを浮かべていた…

　「歩子さん…私もコレを使って、もっと感じさせてあげますね…」

…と、可愛らしい卵型のピンクローターが、硬く勃起した薄紅色の突端に押し当てられる…

　「アッ…そ、そんな…い、五十嵐さん…ダメ…イイッ…」

右の乳首がチュパチュパと音を勃てて、優しく吸われながら、
左の乳首がローターの振動で激しく責め勃てられると…
歩子は上半身を大きく振り乱して身悶えた…

　「歩子さん…どうです？…まだ、痛みを感じてらっしゃいますか？」

　（…イッ、痛みって…そんなの…）

もう少しくらいの痛みなんて感じている余裕はない…

アナル開発の時と同様に、電マによる強力な振動と直人の乳首責めが、
ポルチオから湧き上がる鈍痛を感じさせず、まるで錯覚を起こすかのように
上手いコト快感へとすり替えられてしまっている…

こうして二人の巧みな愛撫と、二つの玩具の振動によって、
絶えず甘い快感が与え続けられながら
淡々と一定のリズムでポルチオにマッサージが施されていると…
次第に身体に変化が診られ始めた…

　「…だいぶコリも解れて、かなり柔らかくなってきましたけど…
そろそろ感じ方が変わってきたんじゃありません？」

奈央の性感マッサージの腕は確かだった…

すでに最初にあった鈍痛は完全に鳴りを潜め、代わりに今まで感じることのできなかった
じんわりとした熱いモノがオマンコの奥底の方から沸々と込み上げてきている…

　「アッ…アアッ…な、奈央さん…ま、待って…な、何か…スッ、スゴイッ…」

奈央の的確な施術により、歩子の身体は着実に新たなる奥深い快感を植え付けられていた…