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背徳の嗜好
第12章 女の悦び

 「アッ、歩子さん…そ、そんなことされたら…アアッ…」

『だいしゅきホールド』が男に齎す効果も又、計り知れないだろう…

その超ド級の破壊力に、直人もたまらず唸り声を上げ、悩殺される…

歩子が受けた至極の恍惚感が、そっくりそのまま会心の一撃となって、
我が身に跳ね返り、直人も天を仰がされていた…

ソレは女のトッテオキの秘技かの如く、男の身体と心を鷲掴みにし、
直人も歩子から目が離せなくなる…

これぼど女性が愛おしく思える仕草もない…

背中に回った歩子の両手が、自然と二人の距離をグッと近づけ…

 「…歩子さん…直人です…」

ソッと直人の手が歩子の頬に触れ、バリトンボイスが囁かれた…

 「…な、直人さん…」

色気のある男の渋い声に、子宮が震わされ、歩子が釣られた様に下の名を口にすると…
顔がスーッと下に舞い降りていく…

吸い寄せられる様に、歩子も自ら顔を持ち上げ…

 ―チュッ…―

二人は再び熱いキスを交わしていた…

そして、もう一度深く見詰め合い…

 「ねぇ…も、もっと…」

歩子が上目遣いで、直人を求めると…

 「…そ、そんな…」

ネットリと舌を絡ませ、ディープキスへと雪崩れ込んでいった…

既に二人だけの世界に這入り込んでしまっているのか…

上と下の口が繋がり、唾液と愛液が混じり合うと…
二人の身体の中を快感がゆっくりと循環し、幸福感に包み込まれてイク…

まるで本当に愛し合っている夫婦の様に、互いに両手を肩に回し、
ヒシと身体を密着させ、抱き締め合う姿が魅せ付けられると…
ガマンも限界に達し、感情が弾けた様に爆発した…

 「…な、直人…そ、そんな…もう…ダ、ダメッ!…イッ、イクッ、イッちゃうッ!」

女の感極まった絶頂の声が響き渡る…

 「なっ!」

まさかと思い、耳を疑ったが…

ソレは歩子ではない…

直人に口を塞がれ、二人は今もキスに没頭していた…

 「エッ…ヤダァ…どうしちゃったんですか?…さっきまで、あんな強がってたのに…
昂奮してイッちゃったんですか?」

…と、声質の高い弾んだ女の勝どきが聞こえてくる…

その二人の声に呼び戻され、私達三人が目を向けると…

旦那と歩子の愛のあるセックスを魅せられ、正気を失い、ガマンできなくなったのか…
美紀が絶頂に達し、ビクビクと腰を激しく痙攣させ、奈央の前に平伏していた…
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