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背徳の嗜好
第12章 女の悦び

 美紀の麗しい仏顔が、涙目の私の前に舞い降り、唇を塞ぐ…

その慈愛に満ち溢れた祝福のキスは、私の心を癒し、身体を蕩けさせた…

ネットリと舌を絡ませ、唾液を交換し、互いの健闘を称え合う…

そして…私に優しく微笑みかけ…

 「…ご主人、もっと自分に自信を持って下さい…こうして、ちゃんと
私のコトを気持ち良く、イカせてくれたんですから…」

 「…み、美紀さん…」

この時、私は冗談なんかではなく、心の中でホンイキの…
『…惚れて舞うやろッ!』を叫んでいた…

 「女がセックスで男性に期待してるコトって…
オチンチンの大きさなんかじゃありませんよ…」

 「エッ…」

 「平均的なサイズであれば…体位やヤリ方よって充分奥のポルチオまで刺激できますし…
直人みたいに、あまり大き過ぎるオチンチンですと…
オマンコの穴のサイズが小さい女性には、挿れるのも痛くて、通じ合えませんから…」

 「…」

 「フフッ…女が昂奮して悦ぶオチンチンって…大きさよりも、硬いオチンチンですし…
それに、気持ちイイセックスをするのに、一番重要なのは…
お互いの相性ですから…」

 「…か、硬さと…あ、相性…」

美紀の奥の深い教えは、私達の『セックス』への偏見を一変させ、考えを改め直される…

 (…まっ、まさか…だから…こうして…)

美紀はその自分と究極に相性のイイ男を探し求め、スワッピングしているのかもしれない…

 ―ハァハァハァ…ハァ…―

歩子の荒いイキ遣いが、私を正気に戻し、目移りさせる…

歩子も直人との相性が良かったのだろうか?

直人の胸板の中に抱きしめられ、私が一度も見たことの無い清々しいイキ顔を魅せていた…

 「…あ、歩子…」

歩子のその恍惚の表情もまた、最高のセックスだったことをハッキリ物語っているだろう…

 (…コレが…セ、セックスで…女が…イクッ…ていうコトなんだわ…)

自ら男の上で夢中に腰を振り乱し、自らの力で手繰り寄せた人生二度目の中イキ絶頂は、
初めての中イキの時よりも、明らかに子宮の最奥まで鮮烈に刻み込まれる深い絶頂だった…

頭が真っ白な状態ながら、達成感と幸福感に包み込まれ、歩子は想いを馳せる…

 (…コレが…本当の…女の…悦びっていうモノなのかも…)

女として性を受けたことへの悦びを噛み締め、セックスの真髄を垣間見た気がしていた…
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