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背徳の嗜好
第12章 女の悦び

 最期は先行逃げ切り…スタートからゴールまで終始、誰にもトップの座を譲らない
真の女王の実力をまざまざと魅せ付けた圧巻の貫禄勝ち…

単勝、1着1枠1番、ダントツの1番人気、ガチガチの大本命…その女王の名は『ミキ』!

 「アッ…アアッ…さ、最高…」

1番乗りで絶頂に達した美紀が私の上で天を仰ぎ、恍惚の表情を浮かべ、有終の美を飾る…

 「…み、美紀さん…」

その美紀のこの世のモノとは思えぬ美しいイキ様を、私はマン感の想いで見詰めていた…

そして…美紀に遅れるコト1馬身差…

 「アアアッ!…な、直人さん…そ、そんなに…奥まで突き上げられたら…
も、もう…私も…ダ、ダメッ!…イッ、イクッ!イクッ!イッちゃう!アアアッ!」

続いて、歩子がフィニッシュを迎え、大絶叫を響かせた…

大健闘を魅せたが…追い込みも最期はスタミナ切れとなり、後一歩伸びず、後続に散る…

 「…歩子さん…大丈夫ですか?…激し過ぎて…私の方が先にイキそうでしたよ…」

直人も何とか耐え凌ぎ、面目躍如といった処か…
男の務めを果たし、イキ果てた歩子の頭を優しく撫でながら、慰めていた…

 「フフッ…やっぱり、美紀さんには、誰も敵わないってことなんですよね…」

美紀の勝利を確信していた奈央も、獲ったかの様な現金な笑顔を魅せている…

たぶん、その払戻は11万に違いない…

 ―ハァハァハァ…ハァ…―

全力を出し切り、流石の美紀も疲れ果てていた…

私の胸の上に突っ伏し、全身汗まみれになりながら、イキを弾ませている…

 「…ご、ご主人…よく最期まで頑張ってくれましたね…
わ、私の方が気持ち良くなっちゃって…先に…イッてしまいました…」

 「…ホ、ホントに…」

イキも絶え絶えの状態ながら、耳許に囁き掛けられた美紀からの最大の賛辞に、
私は今まで感じたことのない熱い想いが込み上げ、感極まっていた…

 「エッ…ヤダッ…ご、ご主人ったら…」

私の反応に、美紀も恥ずかしそうに、顔を赤らめる…

私はたまらず、美紀のコトを思い切り抱きしめ、抱擁していた…

 「…み、美紀さん…あ、ありがとうございます…」

美紀の耳元に感謝の言葉を囁き返す…

コレが男冥利に尽きるというコトなのだろうか…?

私は今、初めて女性を自分のイチモツで絶頂へと導けたことを実感し…
男の悦びというモノを憶えていた…
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