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背徳の嗜好
第16章 全てを曝け出して…
「…貴方、もっと力を抜いて…」
舌先でチロチロとアナルの入口が擽られ、括約筋が弛緩させられていく…
「ほら…ちゃんとしっかり勃ってて…」
美紀を見真似、深く捻じ込み、執拗に掻き回されると…
私の脚が子鹿の様にプルプルと小刻みに震え始めていた…
「ねぇ…こうされると…ホントに一分でイッちゃうの?」
美紀の言葉を思い出したのか…股の下から手を伸ばし、アナルを舐めながら、
強張りが扱かれる…
「アアッ…あ、歩子…コ、コレはダメだって…そうやって同時に責められたら…
ホントに…で、出ちゃうって!」
やはり、アナル舐め手コキの破壊力は抜群だった…
僅か一、二往復しただけで、即座に射精感が込み上げる…
「フフッ…ホントに三擦り半も持たないのね…
まだ出すのは、早いわよ…ガマンして…射精しちゃう前に、
私も指を挿れて、貴方の前立腺の場所を確認しておきたいから…」
「ぜっ!前立腺って…」
歩子の殺し文句に、一段と身体が強張った…
「ほら…硬くしないで、緩めてくれなきゃ…中に這入ってイカないでしょ…」
身構える間もない…
「アッ…アアッ…」
タップリと唾液が塗り込まれた私のアナルに、
歩子の細長い人差し指がツプッと射し込まれ、ジワジワと中が侵されていた…
「ヘぇ~…男の人の中も、こんなにキツくて、熱くなってるのね…」
初めて触診する直腸内の蠢きは、歩子の胸を躍らせる…
「ねぇ、教えて…ココのコリッとして硬くなってる処が前立腺なんでしょ?」
容易く、男の急所が探り当てられ、指で優しく転がされると…
「アッ…ソ、ソコは…ダメだって…アアアッ!」
私は腰を躍らせ、悶絶させられた…
「アラッ…そんな判り易い反応してくれちゃって…ほら…ダメじゃなくて、ココを
Gスポットの要領で上手く擦られたら、女の子みたいにメスイキしちゃうんでしょ?」
歩子の指が悪戯に前立腺を弄んでいる…
「アッ…そ、そんな…アアアッ!」
身体の芯に響く強烈な快感に勃っていられず、私は膝から崩れ落ちていた…
「ハァハァ…あ、歩子…も、もう…早く…一思いに…」
息を切らし、私は歩子に懇願する…
「フフッ…限界なのね…イイわ…だったら、
最期は貴方が一番好きなヤリ方でイカせてあげるから…」
歩子が上から私を見下ろし、征服感に酔い痴れていた…